ぷろまねさん

グローバルコンサルティング会社でシステム開発・運用保守(アプリ方面)のプロジェクトマネジャーをしています。2014年PMP取得。アジャイル開発などの開発手法、Redmineなどの開発ツールを話題の中心に書いてます。

マネジメント

部下への指示の仕方とそのジレンマ

今日、下記の記事を読んでいた。 あなたは、どう考えるの? : タイム・コンサルタントの日誌から この方の文書は示唆に富んでいるのでRSSで購読している。今回の内容はというと、部下が上司に何か聞きに来ても、すぐに答えを出してあげるのではなくて「あな…

プロマネが声をかけるとき作業を邪魔してませんか?

プロマネの仕事は(デマルコ先生あたりの教義に沿えば)メンバが気持よく作業に集中出来る環境を整えることだ。当然しっかりと進捗管理などを行ってプロジェクトの最新状態を常に可視化しておくことも重要だが、それをするためにメンバの邪魔をして進捗を遅…

ソフトウェア開発での「技術の伝え方」問題(前編)

畑村洋太郎氏の新書『組織を強くする技術の伝え方』を読んでの書評を書こうと思ったのだが、タイトルからの連想で本の引用なしで書いてしまったので書評ではない形式で載せておく。 ソフトウェア開発での「技術の伝え方」問題 ソフトウェア開発や運用の現場…

感情の帝王学:『マキアヴェッリと『君主論』』を読んで

たまにはITの現場的な話から離れて、マキャベリを読んでみたのでそれについて。 今回読んだのは『マキアヴェッリと『君主論』』という文庫、これは前半がマキャベリの生涯、およびその周辺の歴史的背景、後半が君主論の内容となっている。正直前半はヨーロッ…

マネジメント技能に粘着性はあるのか:H.ミンツバーグ『マネジャーの実像』を読んで

読み終わった本が多い(というかそれを書けてなかった)ので、連続で書評。 「マネジャー」(マネージャー、マネージャではなく)の権威と言えばのミンツバーグの本、学生時代に『マネジャーの仕事』、『戦略計画』、『戦略サファリ』以来読んでいなかったの…