ぷろまねさん

グローバルコンサルティング会社でシステム開発・運用保守(アプリ方面)のプロジェクトマネジャーをしています。2014年PMP取得。アジャイル開発などの開発手法、Redmineなどの開発ツールを話題の中心に書いてます。

Redmineのチケット一括登録

今週Redmineに既存の案件を移行しようとプラグインの導入を試してみた。

1−2週間前に社内でOSSの勉強会があったのでどうしたらいいか聞いてみたところ、

  • 出来るだけ移行数を減らして(未完了分のみ等)1件1件登録
  • Redmineのデータベース構造を解析して直接SQLで登録
  • Seleniumなどを利用して1件1件登録するのを自動化

という案を頂いたのだが、プラグインがあることは知っていたので「いやいやさすがにそれはないだろw」と心のなかで思いつつプラグインの導入をしてみた次第。

Redmine Importer

 ということで以下などを参照しながらプラグインの導入をしてみた。

http://stdman.blogspot.jp/2012/08/redmine-20-csv.html

が、結果としては上手くいかない。インストールは出来、管理画面でアクティベート&ロールに権限付与して画面にImporterのタブまでは出るところまではいったのだが、タブが"translattion missing: ja, label_import"などとなってしまう。ちょどここと同じような状態。で、そのタブをクリックしても"Page not found"となってしまう。言語等を変えたり、別の方のGitHubから持ってきたプラグインに差し替えたりしても上手くいかず。

ここでImporterの問題か?そもそもプラグインをインストールするのに僕たちの環境が何かおかしいのかを切り分けするために他のプラグインWork Time)を入れてみたら全く問題なくインストール出来たので、Importerの問題のよう。

Redmine 2.5.1をBitNamiで入れているのだが、バージョンが合わないのかなあ。

Redmineチケット★一括★

と、困っているところで「Redmineチケット★一括★」なるフリーウェアを発見。REST APIを使ってRedmineにつながて一括登録をしてくれるそうだ。

これにはexeファイル等と一緒にxlsのテンプレートも用意されており、手順通りにやってみるとかなりすんなりと登録出来た!

ただし、既にかなりガチガチにワークフローや項目のカスタマイズをしていたため、カスタマイズで必須としているところにデータがなかったりするとエラーを吐いて登録出来ない。そのため、カスタマイズを行うよりも前に移行してしまうか、何でも出来るスーパーユーザ権限を自分に与えたりして一時的に制限をゆるめてから登録を行うことが必要だった。

ほとんどの項目がこれで移行出来そうなのだが、課題は2点。

  • 1件1件の登録にある程度の時間がかかる。1件2-30秒かかるので、僕のチームの過去案件すべてを登録しようとすると12−3時間必要な計算だ。まぁこれは回しっぱなしにするしかないだろう。
  • 「リストから選択」の項目で「複数選択」可にしている項目で、複数選択したデータを入れようとしても、考えられるどのようなフォーマットにしてもエラーとなってしまう。これはデータベース構造を解析しないと解決出来なさそう。ちょっと僕の手には負えないので、今週チームメンバにヘルプを求めようと思っている。(このあたりは引き際が肝心w)

 

Redmine超入門 (日経BPムック)

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入門Redmine 第3版

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